S Q V A

「地域/自然」の2点で環境を捉え、それぞれに配慮した建築の提案をしています。建てる土地を意識し、地域に根ざした建築の提案から、自然エネルギーを考慮した建築計画など、多視点からの環境への対応を可能としてきました。共通しているのは、その土地に建つことということを意識されていること、少しでも、周りのために、地域のために、といった心遣いをすると、魅力的な建築がうまれるように感じています。
もともとお持ちの土地の有効活用、またご家族のための建築計画、資産運用としての収益物件の建築、さまざまなケースでの提案をしてきました。そうした提案の多くには、建築を通した人、地域との関係づくりが大切になってきます。ただ建てるのではなく、建物が建つことによって生まれる周囲への効果を考えます。地域への配慮をすることで、土地に対する建物の価値を相対的に高めることができます。

#01

建築のランニングコストに配慮し、自然のエネルギーを利用するパッシブデザインを意識し、持続可能なエネルギー循環を設計に積極的に取り入れます。また、建物のエネルギー利用を「断熱>気密>日射コントロール>換気>通風>設備>再エネ熱>再エネ電気」の順番で検討することによって、定期的な設備更新や生産性の低い温熱環境にならない計画を行います。

#02

建築の計画敷地や目的、用途に応じて、室内外の環境に求められる要素は異なります。そのため周辺環境に対応した建築の計画を基本としていく中で生まれる、視線、音、熱、採光といった生活環境に対しても留意し、計画を行います。
#03
視線
内外の関係を意識しながら計画します。例えば狭小敷地に対してはプライバシーの確保が難しい1階部分を店舗とし、2階以上を住戸とすることで前面道路との距離感を考えます。
音・熱
快適な室内環境を実現するためにできるだけ騒音の無い環境設計を行います。集合住宅など共有部とプライベートの区画が重要な建物については特に留意し、場所に応じた素材や壁の厚みや断熱材を慎重に考え、設計します。また、音を考えると同時に室内の温熱環境への配慮も怠りません。
風の流れを意識します。周辺の建物や環境を読み解き、開口の開け方、風の抜けを捉えます。建物全体での空気の流動を考えることで、居心地の良い室内環境をつくります。
採光
季節における太陽の動きと敷地に対する建築の配置関係から適当な窓計画を行います。計画に応じて庇や奥まった窓空間をつくることで、心地よい環境を設計します。

レジデンス、住居、事務所、店舗、宿泊施設、福祉施設、児童施設など多岐にわたる建築を手掛け、木造、RC造、鉄骨造と諸条件に対応した建築設計ができます。また、敷地や建築条件に捉われることなく常に柔軟に合理的な計画を可能とすることから、収益物件を扱っている個人事業主から企業者まで幅広い方々と一緒に仕事をしてきております。