S Q V A が 得 意 と す る ス タ イ ル
高層・狭小・高密度
敷地の条件や法規的な解釈を鑑みつつ、さまざまな可能性を同時に検討することで、最適解を導き出します。特に、少しの無駄も許されないような条件下では、その検討が重要になってきますし、その中で魅力を提案できる力が必要です。
「高層・狭小・高密度」といった敷地が限定された土地に対する建築の計画は、如何に効率の良い室の配置をしながら、レンタブル比を高めるかということがポイントとなってきます。
当事務所では、前面道路などの周辺環境を読み解き、1階を店舗とするのか、住戸とするのか、またはドライエリアを設けて地下をとるのか、といった検討を事業の側面から捉え、その最適解を瞬時に導きます。
その際には建築面積など諸条件を余すことなく利用することで、敷地のもつポテンシャルを最大限まで引き出します。
一般的に限られた敷地に事業性の高いものを考えると、四角いヴォリュームの上方部が斜線などで切られた単純なものとなりますが、敷地条件に加え、道路斜線や日影規制といった本来ネガティブな制限をポジティブに捉え、建築のデザイン要素の一つとして還元することで高い意匠性を持つ建築の提案ができます。
例えば「狭小地に建つことによって生まれる垂直性を意識した開口設計」「斜線の回避を図りつつ、建築ヴォリュームとのバランスをみて対応させる屋根形状」など都度機能性に加えた意匠性を意識します。
敷地の条件は、都度異なっており、同じものは一つもありません。そうした条件下に対応した室の設計も大事となってきます。
そこで建築の規模、形、構造などに応じて多角的な視点から室のデザインを常に捉え直すようにしています。その際、これまで手掛けてきた多くの実績から導かれる無理のない、確かな設計を実現します。